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幼児期に頭と性格のいい子の土台を作るコツ

幼児期の子育ての中で大切なことをまとめています

*

「量」の感覚の育み方

      2016/06/08

「量」の感覚を育むことは、机上だけではできません。

たとえば、おやつの時間に、
「○○ちゃんのほうが多い!」「ぼくのほうが少ない!」という幼児の会話から、どんな情景が想像できますか?
牛乳やプリンの場合なら「かさ=体積」のことでしょう。
クッキーの場合なら「個数」、ホットケーキの場合なら「広さ=面積」かもしれません。

個数が数えられるものは、一つ一つ数えることで「量」を理解できます。
しかし、長さ・広さ・重さ・かさのように整数値だけでは表せないものの場合、その「量」を子どもたちは日々の生活で学んでいくのです。

年長になると、小学生まであと1年。
学童期になると、これまで子どもが遊びや生活の中で試してきた体験を、算数や国語・さまざまな教科の枠組みで系統立てて学んでいくことになります。
このとき、重要なことは、子どもたちが教科学習に入る前に豊富な基礎体験があるかどうかです。

ペーパー学習では最初から正解、不正解が決まっています。
そのため、体験が伴わないペーパー学習から始めると、子どもはたちは試行錯誤する機会を失うことになるのです。

なるほど。
うちのひとが、たまに?!すごいなーと感心する一言を発するのですが(笑)…
以前、こんなことを言っていました。

「お受験であまり重要視しない、理科とか社会とかを学んだ延長線上に算数とか国語があるんだよ」と。

これまた、なるほどですね。
幼児期に、「○もん」で読み書き、算数を学ぶことは、役に立たないのでは?…と感じてしまいます。
それよりも、外に飛び出して、いろいろな体験を積み重ねていき、自分で試行錯誤して答えを導き出す力を育むことが大切なのでしょう。

「量」感覚もその1つですね。
量を表すことばを子どもたちとの会話の中でどんどん使っていきましょう。
「大きい、小さい」など、ひとくくりにしていたことばを使い分けて、生活の中で取り入れて行きます。

  • 大きさ…お父さんのお茶碗は大きい、ぼくのお茶碗は小さい
  • 多さ…お父さんのご飯は多い、わたしのご飯は少ない
  • 長さ…お母さんの歯ブラシは長い、ぼくの歯ブラシは短い
  • 距離・道のり…おじいいちゃんの家は遠い、○○くんの家は近い
  • 高さ…先生は背が高い、ぼくは背が低い
  • 広さ…公園は広い、お部屋は狭い
  • 幅(道幅)…車道は広い、歩道は狭い
  • 重さ…すいかは重い、りんごは軽い
  • 厚さ…本は厚い、ノートは薄い
  • 深さ(垂直方向の長さ)…海は深い、水たまりは浅い
  • 早さ(時間)…朝、起きるのは早い、夜、寝るのは遅い
  • 速さ(スピード)…飛行機は早い、自転車は遅い

小学校でつまずく「速さ」「長さ」「時間」「比」などは、言葉の意味を理解できない子どもが多いことが原因とも言われています。
まして、幼児は、時間や空間の概念も完全には理解できていないため、ことばを明確に使い分けられません。
幼児期に「量」感覚をじょうずに育むことは、学童期にむけてとても大切なことなのですっ!

次のような遊び感覚で育んでいくのもいいでしょう。



長さ

おうちで、長さがほぼ同じ2本の紐を比べさせましょう。
その時、左右をずらしてみます。

長さの比較

長さの比較

右端だけを見たお子さんは、上が長い!といいます。
左端だけを見たお子さんは、下が長い!というでしょう。

「長さ」をみるにはどうしたらいいかを教えてあげてください。

 

重さ

5歳を過ぎてくると「重い」ということばを使ってきますが、どれだけわかっているかは疑問です。
例えば、2つの粘土の塊の重さを同じにしておき、1つを丸め、もう1つをソーセージ形にしておきます。
お子さんに、どちらが重い?ときいてみてください。
おそらく、ソーセージ形の粘土が重いと答えるはずです。

この時期、子どもたちは、見た目の感じや形で重さを判断しているのです。
ことばのもつ意味を正確に理解させるには、体験が不可欠です。
買い物などを利用して、
「キャベツはどっちが重い?」など実際にいろいろな商品の重さを比べさせましょう。

かさ

「重さ」と同じくらい理解しにくのが「かさ」です。
数量とは違い、比べる習慣がない子どもは理解できません。
まずは、牛乳や水などのコップの水位を比べさせましょう。
最初は同じ容器を使い、慣れてきたら、直径や高さが違う容器を使って考えさせます。

 - 家での遊ばせ方、勉強の仕方, 5歳ー6歳児(年長)の就学前に伸ばしたいこと(遊び、勉強)

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