2歳児向け授業 | 言葉をしっかりと話す | 指人形
指人形を使って、子どもたちは楽しみながら、言葉をはっきり、しっかりとお話をしていく授業です。
未就学時のクラスでの一番最初の授業でしたが…
「2歳2か月」の子どもと「2歳10か月」の子どもとでは、言葉をはっきり、しっかりという意味では差がでていました。
2歳という年齢は、数か月の月齢の差でかなりの成長差がみられます。
息子・娘が通ったクラスの場合、彼らが一番下で、上は、4月生まれの女の子がいました。
その差、8か月です。
つまり、この授業から2か月後には、3歳になる女の子と、約2か月前にやっと2歳になったばかりの子が一緒のクラスで授業を受けているのです。
どうかなぁ?、迷惑にならないかなぁ…って心配だったのですが、親の気持ちなんて子どもは気にしません 笑
とっても集中して学んでた(実際は遊んでいた!でしょうけど)と思います。
この、2歳のすこやかコースでは、息子・娘にとって刺激がいっぱいありました。
通ってよかったなぁと心から思っています。
授業では、指人形を使ってあいさつなど日常使うことばを楽しみました。
指人形は父・母・兄・姉・赤ちゃんと5種類あるため、指を使って家族や人とのかかわりを学びます。
また、指の名前は、
おやゆび、人差し指、中指、薬指、小指ではなく、
お父さん指、お母さん指、お兄さん指、お姉さん指、赤ちゃん指と統一しました。
(お受験では、前者の呼び方が正しいようです)
なるほど。
統一が大事ですね。
ちなみに、我が家では、
- お兄さん指、お姉さん指→息子・娘の指
- 赤ちゃん指→まー指(いとこの赤ちゃんの名前)
と読んでいます。
これは、実はいいことでした!
5本指を通して、家族の構成を学んでいるのです。
なるほど。
2歳の子どもにとって、赤ちゃんは自分よりも弟・妹だときちんと認識できているのです。
とっても身近な指遊びで学べるのはいいですねっ!
また、この教材の指人形は、防水性があります。
なので、我が家では、お風呂で遊ばせました。
お風呂場は、リラックスでき親子の会話もはずみます。
この指人形を使って、どんどん会話をすすめてみるのもいいのではないでしょうか。
・ちょこんと取り外しができるようになっています。
・でっぱっている部分に人形を戻してみます…
指人形をここにはめ込む作業は、2歳児にとって難しい作業でした。
以下、教具使用手引き(家庭用)より-
・ねらい
- 日常のあいさつになれる
- 家族や人とのかかわりを知る
- 言葉と指の動きを合わせることを学ぶ。
・使い方
(1)あいさつができるようにしましょう
「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」「ごめんなさい」など。
あいさつを使って指人形あそびをしましょう。
できてもできなくても、使うことで覚えていきます。
やかましく訂正ばかりせずに、楽しい雰囲気で遊びましょう。
人形を1つ子どもに遊ばせます。
お母さんも一つはめてください。
まず、動かしてみましょう。
人形が動くと面白がります。
いっしょに「こんにちは」を言って、人形でおじぎをします。
(2)歌いながら人形を動かしましょう。
子どもの好きな歌を歌いながら、メロディーに合わせて人形を動かしてみましょう。
人形を動かすというより、自分自信が踊りだすかもしれません。
・発展と関連
(1)絵本を読んであげましょう
絵本を読んであげるとき、「今日はね、お父さんがお話をしてくれますよ」とお父さん人形を使って読んであげましょう。
(2)親子で「ごっこ遊び」をしましょう
日常のできごとなどを話題にしながら、お子さんと「ごっこ遊び」をしてあげましょう。
ごっこ遊びを通して、社会性や表現力が身につきます。
遊びを知ることは、友達と遊ぶときのきっかけになりますし、遊びを発展させるための大切な基礎づくりといえます。
この頃はまだ、言葉は二語文程度ですから、ゆっくり聞いて、ゆっくり話すことを心がけましょう。
言葉がたどたどしくても、お母さんといっしょという安心感がこれからの言葉を育ててます。
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