2歳児向け知的発達診断の実施
2014/12/10
通っている幼児教室では、年1回、10月に「知的発達診断」いわゆるIQ診断を実施します。
教室では、いわゆるIQを数値化した結果を公表するのではなく、5段階評価で診断結果を公表します。
なぜ?って思います…
やはり、IQの数値を教えて欲しいなぁっていうのが本音ですよね。
ただ、実施月が10月ということで、2歳児にとってはわずかな月齢で差がでてきます。
「先生は、月齢できちんと判断している」とおっしゃっていましたが…
実際には、3歳5か月の子どもと2歳10か月の子どもでは、診断の結果に差が出てるのでは?と感じました。
2歳児の成長の中で、
- 話すようになる
- 言葉で表現する
という内容があります。
この話すこと、言葉で表現できることが「できる」「できない」では、今回実施した診断を出題者が意図したとおり「できる」「できない」に影響するのではないでしょうか。
と、実際、ワタシは思ってしまいました…
やはり、2歳児には知的発達診断は難しいのでしょうね。
今回、息子・娘が体験した「知的発達診断」の結果は、
5段階評価の4つ目。
思わず、先生に聞いてみた。
最上級評価の場合、知能的にはどれくらいなのですか?と。
(↑こんな質問、普通できないぞーと、ママ友から言われました 笑)
すると、
先生:実は、今回実施した知能発達診断の評価は、いわゆるIQというのを数値化して、その後5段階で評価してる。
5つ目の場合、そのIQでいうと、130以上です。
ほー。
ちなみに、レベル4だと、110くらい。
こう聞くと、子供は誰もが天才なんだなぁって思いますね。
だって、IQが100をこえるって、成長段階だと子供の時期だけかもだしぃ 笑
(うちの双子っちがIQ100越えはありえないと思いますし…)
診断は、
概念、記号、図形、思考、記憶の5つで判断。
この中でも、思考ってところが今の子供達の教育に必要なんだろうと感じました。
先生も、今の学校教育でも思考を重視されてきているとか。
少し、抜粋します…
知能活動・・・手に入れた情報を、どのように頭で、働かすかを、知的活動とよんでいる。
代表的なものは、思考と記憶の働き。
で、
思考にも2つに分けていて、
集中的思考:いろいろな情報や、いろいろな記憶から、1つの新しい結果を導き出す思考の過程
拡散的思考:1つの事柄から、いろいろな方向に考えをめぐらす思考の過程
なんだか、表現が難しくなってきました。
ワタシが思うに、
自分で考えて、そして、工夫して、実現していく!
っていうことでしょうか。
これができる大人って少ないでしょうね。
多分、今の時代、ワタシも含め、かなり難しいでしょう。
「自分で考え、過去の経験から何か新しい結果を導き出す!」
こういう思考回路が、幼少時代からハグクマレテイクことが大切です。
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