2歳児の排せつとおもらし
2016/06/29
2歳児のトイレトレーニングで大切なことは、本人の「ヤル気」と「達成感」です。
パパやママが無理やりオムツを取るのではなく、子どもが「取ってみる?」と思うこと。
そして、「やったー!できた!」と達成感が持てることです。
なぜなら、排せつという行為は、じぶんの身体を自分の意思でコントロールすることだからです。
決して、無理強いしてできることではありませんよね。
また、おしっこが膀胱にたまっている感覚を脳に伝える神経回路ができるのは、2歳ごろと言われています。
2歳になると、言葉も出始め、自分の伝えたいことを言葉にして表現するようになります。
トイトレの開始が2歳を過ぎてからが最適だよーと言われているのは、子どもとママの疎通がうまくいきはじめるからですね。
2歳時期のおもらし
2歳児では、膀胱機能の発達がまだまだ未熟です。
おもらしをしてしまっても、騒がす、叱らずが大切。
「あれれ…出ちゃったねぇ。」と問題ないよっ!と思わせるような会話がポイントです。
子どもに、「次はうまくやるぞ!」というヤル気を起こさせる方が良い結果につながるでしょう。
ただ…おふざけをしておもらしをする場合もあります。
例えば、
おしっこをしたいのにテレビが見たい → テレビをみながら部屋でジャー…
なんてことがあったとしたら、それはちゃんと叱りましょう。
わざとかわざとじゃないかの見極めは簡単です。
子どもの表情でもわかりますよね。
ふざけることはダメだと子どもにもきちんと伝えて行きましょう。
おねしょ対策
昼間のオムツと同時に「夜のオムツも取っちゃおう♪」という考えのママもいます。
(ちなみに、我が家は昼だけをトレーニングをし、4歳半を過ぎてもオムツで寝ている状況でした 笑)
サクッと同時に取れる場合も多いのですが、やはり、この時期、昼間はうまくいくのに、夜は失敗することが多々あります。
- 焦らない ← オムツは取るものではなく取れるものですよー
- 叱らない ← 昼間と違って、夜は寝ています。トレーニングはできないものですよー
- うるさく注意しない ← 軽くかる~く対処しましょう♪
どうしてもおねしょが続くようでしたら、しばらくは紙オムツでもいいと思います。
ルールを作って、例えば、
紙おむつで10回○が続いたら、パンツにしよう♪など。
目標もできますし、子どもが楽しくチャレンジできますねっ。
ゆっくりゆっくり対応していましょう。
うんちさん
大便の排せつについては、子どもによっていろいろな状況です。
大半は、3歳を過ぎてやっとトイレで排せつできるようになるのではないでしょうか。
それまでは、
- パンツでしてしまう ← うちの娘は定位置でいつもしてました。そして、うんちさんパンツはポイッです 笑
- パンツからオムツに履き替えてする ← これは結構いますね
オムツやパンツの中でした大便は、
「うんちさんバイバイー」と、トイレの便器に流す際に、子どもにわかりやすく「排せつする場所はココだと認識させる」ことが大切です。
うんちさんは、長丁場になるトレーニングです。
幼稚園へ入園後も悩まれているママがいるくらいです。
焦らず、楽しく、そして根気よく続けて行きましょうっ。
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