3歳児は、夜時8までに寝かしつける
2016/06/30
基本的生活習慣の1つに、「毎日同じ時間に眠りにつき、ぐっすり眠る」があります。
そのためには、3歳児では、夜8時までに寝かしつけなければなりません。
早くない?と思われるでしょうか。
しかし、幼児期に必要な睡眠時間は、個人差がありますが、1歳~3歳くらいで、12時間~14時間です。
そのため、朝7時に起きるためには、毎日夜7時~8時には寝室に入ることが必要です。
困ったことに、お昼寝が不要になっている月齢にもかかわらず、保育園等でお昼寝をしていしまうと夜の寝つきが悪くなってしまいます。
この場合、就寝までのリズムを作るようにして、スムーズに入眠できるようにしていきましょう。
例えば、
夕飯を食べる → 歯磨き → お風呂 → 本の読み聞かせ → 寝室へ
このような一連の流れで、就寝までのリズムを作ってあげるといいでしょう。
また、この3歳の月齢は大人と同じような、「朝起きて夜眠る」という人間の基本的な生活リズムを築く時期です。
睡眠時に大量のメラトニンが分泌され、一生のうちでもメラトニンの分泌が一番活発な時期でもあります。
幼児期の睡眠は、これからの成長に左右してしまいますので、変な習慣がつかないよう親が気を付けていきましょう。
次に、3歳児を夜8時までに寝かしつけるポイントを紹介します。
お昼寝は2時間以内かつ15時まで
お昼寝がなくなってくる時期ではありますが、幼稚園に行きだしても週に1、2度のお昼寝があった方よいとも言われています。
体力があまりついていない3歳児には、まだまだ抵抗力が少ないです。
風邪をひかないなどの抵抗力をつけるためにも週に1,2度の昼寝が必要です。
抵抗力をつけるために昼寝が必要…これ、大人にも言えますね。
ママも無理せずに、たまにはお昼寝をするのも理にかなうってものですねっ 笑
ただし、おやつの時間、15時までには昼寝から起こしましょう。
そして、お昼寝の時間は2時間以内です。
3歳も後半になってきたら、30~40分ほどのお昼寝で十分です。
これ以上、寝てしまうと夜の睡眠に影響してしまいます。
風邪気味で薬を飲んでいるなどの理由が無い限りは、気持ちよさそうに寝ていても、必ず起こすようにしてください。
1人寝をさせましょう
寝つきが悪い子は、親がいないと眠れない状態と考えられます。
寝つきが悪いと、快眠できず、寝入ってからも深い良質な睡眠を得られません。
月齢が低い場合、夜泣きを引き起こします。
思い当たりませんか?
入眠にも気合が必要なのです。
子どもが、自分から「寝るぞ!」とお布団に入り、口を閉じ、目を閉じる…
この状態が大切です。
最終的には、ママは、寝室の前でおやすみをし、扉をそっと閉めるれるようにしましょう。
また、子どもの寝つきが悪い原因の1つに、
- 感受性が過敏
などの原因があげられます。
これは、眠り前にテレビやゲームをしてしまうことにあります。
寝る前の刺激はなしにし、親子のスキンシップの時間などに変更しましょう。
また、日中に適度な運動をすることも大切です。
柔軟運動など、親子でできる体操をすることもおすすめです。
1人寝は4歳を目前の時期にできるようになてってきます。
3歳のどこかで「もう、ママはお布団にこないで!」と言われるでしょう。
これはこれで、寂しいものです 笑
(ちなみに、我が家は、3歳の夏に言われてしまいましたっ)
たまには、寝室へはママもパパも一緒に入り、10分ほどその日一日の話をして、「おやすみー」と言って、ママとパパが寝室を出るのもいいですね。
子どもは、親の愛を十分に確認して、安心した状態で眠りにつくことができるでしょう。
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