虫歯に気を付ける
2016/09/21
幼稚園や保育園生活でも積極的に歯磨き指導をするなど、子どもが虫歯にならないようにケアする傾向が見られます。
しかし、4歳ー5歳児の歯磨き技術はまだまだ未熟ですから、磨き残しが原因で虫歯になることが少なくありません。
歯磨き習慣を効果的な虫歯予防につなげるには、親の管理(仕上げ磨き)が大変重要です。
子どもの虫歯を予防するための最適なケアを心がけたいものです。
ご飯を食べたら歯を磨く習慣をつける
ごちそうさま!を言ったら、手洗いへ行き、歯を磨く習慣をつけましょう。
もちろん、ヘナチョコ磨きなのはわかっていますっ。
時間の無駄、歯ブラシが痛む!って思われるのも同感ですっ。
だから仕上げ磨きだけでいいんじゃない??って思われるのも、もちろん同館でっ 笑
それでも、ご飯を食べたら歯を磨くことを自分から進んで行う習慣を3歳ー4歳の月齢からつけていきましょう。
イヤイヤして、今日はしたくない!と言われたら、様子を見つつサボらさてあげたり、ちゃんとしなさい!と叱ったり…
基本的生活習慣の最終形でもある歯磨き。
しっかりと習慣づけていきましょう。
仕上げ磨きの徹底
子どもに自分で歯磨きをさせた後、必ず、子どもを床に寝かせて親が歯磨きの仕上げをします。
子どもの頭側に親が座り、しっかりと仕上げていきます。
また、歯ブラシも定期的に交換しましょう。
大人の歯ブラシと同様、歯先が乱れている歯ブラシでは歯垢をしっかりと落とすことはできません。
歯ブラシの交換は忘れないで行いましょう。
家で簡単にできる虫歯予防
虫歯予防は、家での習慣が大切です。
簡単なことではありますが、必ず、習慣つけていきましょう。
- 食事やおやつのときには、麦茶やお茶を飲む習慣をつける
- 甘いジュースを飲むことを習慣化させない ← いつも口の中が酸化された状態になるため、虫歯ができやすくなります
- 甘いお菓子を食べる家庭は、定期的にフッ素塗布で虫歯予防することも効果的
- 規則正しい食事とおやつをとる
最後の、規則正しい食事とおやつの食べ方について補足しますと…
おやつの量や種類、時間を考えて与えていますでしょうか?
果汁飲料、乳酸飲料、スポーツ飲料など、これらには驚くほどの砂糖や果糖がふくまれており、過剰に摂取すると虫歯の原因になるだけでなく、偏食や肥満につながることもあります。
甘いおやつや飲料の取り過ぎは避けて、サツマイモなどの野菜や季節の果物類をおやつに取り入れ、水やお茶などで水分補給をしましょう。
また、3度の食事のリズムを乱すようなおやつの摂り方やだらだら食べにならないような親の管理がとても重要です。
お母さんは、子どもが4歳ー5歳児になってきたら、どうして虫歯できるかをきちんと説明していきます。
「歯垢」のこと「酸」のこと「ダラダラ食べ」だダメなこと…
子どもは十分に理解できます。
永久歯が生える準備をしているお口の中ですが、乳歯を虫歯にせずに歯を入れ替えてあげましょうね。
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