子どもの好き嫌い、偏食をなくすコツ
お母さんにとって子どもの食べ物への好き嫌いは、本当に困った問題です。
子どもの偏食をなくすことは難しい?と感じているお母さんもたくさんいると思います。
でも、大丈夫!
子どもの好き嫌いは、ちょっとした工夫で少なくなります。
それは、幼児期に出来るだけ多くの種類の食品を与え、味覚を広げておくということです。
こうすることで、子どもの偏食はかなり防げます。
ポイントは、できるだけ多くの種類の食べ物を食べさせること、です。
子どもが初めて食べる食材は、アレルギーに敏感ではない子どもでも湿疹が出たりする場合があります。
我が家の娘も、初めて食べるもの、特に、動物性たんぱく質(肉、魚、卵)を食べると身体にうっすら赤く出ていました。
オウトツのある湿疹ではなく、うっすらと赤くなります。
かゆがりもしません。
そして、その食べ物に慣れてくると、赤くなることはなくなります。
おそらく、慣れ?!てきたんだろうなぁと私は解釈していました。
しかし、お母さんによっては、つい、そういった食材を避けてしまいがちです。
湿疹がでたから→アレルギーがある→食べさせない!
よくないですね…
(と、思います。もしかしたら、慎重になり、与えない方がよいかもですが…)
初めて食べる食材は、少しずつ慣らしていくことが大切です。
うちの子はアレルギー反応があったから!なんて、かたいことはなしですっ。
もちろん、子どもの様子はきちんと見なければなりません。
気を付けながら進めていきましょう。
また、食のほそい子どもには、一度に多くの量を食べさせようとして、だらだらと時間をかけるるのはよくありません。
メニューは食べさせ方に工夫をします。
それでも食べない子は、割り切りましょう。
こう、思うのです。
「うちの子、今はお腹が空いていないんだ。お腹が空いたら食べるでしょう♪」
この考え、すごくないですか?
テレビで幼児教育の先生がおっしゃっていました。
「今日はうちの子、よく食べるわー」
と思う時もあるでしょう。
悩まないで、次の食事の機会を待ちましょう。
塩分や砂糖は控えめにして、薄味を心がける
これは、とても大切です。
離乳食までは、皆さん心がけていたと思います。
しかし、1歳半を過ぎてくると、味の濃いものばかり与えてしまうと、味の濃いものばかり食べるようになります。
例えば、から揚げ、ピザ、ポテトフライ、ハンバーガーなどです。
だんだん偏食が進んでしまい、おばあちゃんが作ってくれる煮物やひじきなど全く食べなくなってしまいます。
○○パーティーなど、たまにはジャンクなものや味の濃いものはいいですが、日常の食卓ではできるだけ薄味を心がけましょう。
調理方法に変化を付ける
子どもは「苦味」や「触感のぶにゅぶにゅ」が苦手です。
そのため、食材の調理方法に変化をつけて食べさせましょう。
また、今まで好きだったのに食べなくなった!という場合も、調理方法を変えることで問題が解決する場合があります。
- 食材の大きさや形を変える
- 下味をつけて調理する
- 煮る、揚げる、焼く、蒸す、などのいろいろな調理方法を試す
旬の食材を使いましょう
食材に旬の素材を取り入れてみましょう。
旬の素材は美味しいというのはもちろんですが、栄養価が最も高くなるのが「旬」なのです。
また、子どもに「旬」を教え、その食材に興味を持たせます。
そのうち、興味を持った食材をスーパーで選ぶようになるでしょう。
こうなれば、素敵です♪
苦いゴーヤ、触感が嫌いなトマトなど、偏食なんて、どこいった?というくらい、お子さんはモリモリ食べるようになるでしょう。
国内野菜の一般的な最盛期を紹介します。
品種によっては一部、異なる場合もありますのでご了承ください。
春
タラの芽、にんにく、三つ葉、新玉ねぎ、春キャベツ、菜の花、パセリ、そら豆、ふき、さやえんどう、クレソン、いんげん、アスパラガス、たけのこ、セロリ、うど、グリーンピース
夏
かぼちゃ、トマト、ピーマン、ゴーヤ、ナス、みょうが、ゴーヤ、枝豆、オクラ、きゅうり、冬瓜、大葉、とうもとこし、モロヘイヤ、あしたば
秋
玉ねぎ、さつまいも、サトイモ、じゃがいも、まいたけ、人参、まつたけ、しいたけ、山芋、かぶ、春菊、ごぼう、野沢菜、大根
冬
レンコン、にら、ホウレンソウ、ネギ、白菜、ブロッコリー、春菊、小松菜、芽キャベツ、大根、せり、カリフラワー
子どもの体格は、健康であれば大丈夫!
偏食の問題のと一緒で、この時期、私たちは、つい他の子と比べて、
「うちの子は、やせっぽっちで…」とか「太り過ぎて…」と心配になったりします。
しかし、体格より、何より大切なことは、健康であるかどうかです。
身長と体重との健康の関係はある程度示されていますが、これは目安にすぎず、多少ずれていても元気に運動し食欲もあるのなら心配する必要はありません。
子どもは15歳まで成長期です。
今、標準より小さくてもどこかで追いつき、どこかで追い越すでしょう。
ただし!著しい太り過ぎは注意しましょう。
肥満の子どもは、骨の発育不全や心臓などにも負担がかかるほか、将来、成人病へ移行する場合があります。
おやつの見直し、飲み物のジュースをやめる、走って遊ぶ!を心がけて生活習慣を見直しましょう。
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