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幼児期に頭と性格のいい子の土台を作るコツ

幼児期の子育ての中で大切なことをまとめています

*

子どもの汚いことば、乱暴なことばの扱い方(対処方法)

      2016/07/08

子どもは、集団生活がはじまるといろいろなことを身につけます。
幼児期の子どもも、児童館や保育園・幼稚園で集団で行動するようになりますね。
「集団行動」の1つとして、友だちとの間だけで使われる「仲間同士のことば」があります。
この言葉を使うことによって、集団の一員(きりん組さんだよねー、など)としての意識が強められます。

そして、この「仲間同士のことば」は、時々、親から見ると汚いことばだったり乱暴なことばだったりするようです。
集団生活での言葉遊びと考えると、子どもが使う汚いことばや乱暴なことばは、成長の1つと言えるのですっ。
(→本当に成長?!と思われるかもしれませんが…これも成長、あれも成長ですっ 笑)

親は、

  • どこでそんな言葉を覚えてくるのー!
  • そんな言葉、一体誰に教わったのー!

などなど、イライラ、カリカリせずに、ちょっとだけ目をつぶって聞き流してあげましょう。

しかし、注意しなければいけない点もいくつかあります。
汚いことばや乱暴なことばの中にある「子どもの気持ち」をきちんと読み取り、親は対処をしていきます。


乱暴なことば

「やめろー」「おまえ」「来い」などなど、乱暴なことばを使うときがあります。
こういうときは、さらっと、ママがきれいな言葉で言い直してあげます。

「そう?やめてほしいのね、わかった」
「お母さんのこと?お母さんに何かよう?」
「はいっ、お母さんに来てほしいのね」

少し、クッション的な言葉と主語を追加して、子どもが間違っている言葉を使っていると意識させます。
決して、イライラせずに少し我慢して聞き流していくことがポイントですね。

ただし!
我が家にはルールをつけていました。
ジジババに偉そうにしない!

このルールだけは許すわけにはいきません。
なので、偉そうな乱暴なことばを使った時に、必ず最後にこう付け加えていました。

「今の言葉、ジジババに言ったら、ひっぱたたくからねっ!」と。

子どもなりに、絶対に敬わなければならない人を理解しているようです。
今のところ、ジジババに偉そうにしているところは見たことがありません。

こういうルールも、あっていいと思いますっ。

うんち、おしっこ、屁などのことば

こちらの、よくわからない?言葉は、聞き流して大丈夫です。
そのうち、治ります! 笑

排泄や性に関する言葉など、子どもは大人と同じ意味で使ってはいません。
恥ずかしさなど全く無く、平気で使います。

こういった言葉を子どもが使った時に、大人が動揺したり怒ったりする反応を示すと、子どもは反抗するときにわざと使うようになります。
なので、ちょこっと我慢して聞き流していきましょう。

ただ、食事中など、注意が必要なタイミングがあります。
その場合は、きちんとメリハリをつけて注意しましょう。

流行りことば

こちらも聞き流していいのではないでしょうか。
ただ、時と場合もありもありますので、こちらについてもメリハリをつけて注意しましょう。

人を傷つけることば

最後になりましたが、この「人を傷つけてしまう言葉」はとても注意が必要です。
例えば、相手の気持ちを考えない言葉(ばか、よわむし、大っきらい、など)とか、思いやりのない言葉です。
これらは、人を傷つける言葉です。
言った相手を不愉快にさせる言葉は、きちんと相手の気持ちを理解できるよう、子どもに教えていくことが大切です。

年少さんではまだまだ難しいかもしれませんが、4歳を過ぎてくると年中さんくらいから、自分だけじゃなく、相手の気持ちにも寄り添えるようになってきます。
少しづつ少しづつ、相手の気持ちに気づいて、相手を思いやる行動や言葉づかいができるようになってくるのです。
相手を思いやれるやさしい子へと成長するためには、この時期に親が子どもに「相手がどんな気持ちになるのか」をきちんと子ども説明していくことが必要です。
そして、子どもが、相手の気持ちに気づけるよう、そっと声かけをしていきましょう。

また、どして子どもが人を傷つけることばを使ってしまったのかを理解し、子どもの気持ちも合わせて受け止めてあげましょう。
子どもは、きっと「お母さんはわたし(ぼく)の気持ちをわかってくれている…」と安心するでしょう。
子どもは、親から守られている!という安心感で自立をしていくまのです。

最後に…

我が家の4歳の子どもが発した言とばを紹介します。

これは、ハンディを持つ人に対して言った言葉でした。

正確には言葉というよりマネです。

朝、いつも同じ場所で座っている親子。
お子さん達(兄弟のお2人です)が作業所へ行くので、そのバスを待っています。

すれ違うたびに、
「おはようございます、行ってきます!」と息子・娘は言います。
すると、お子さん達は、
「おっ、おっ」とノドの奥の方から声をだし、上半身をゆすってあいさつを返してくれます。

あるとき、いつもの親子さんが見える横断歩道で、息子が「おっ、おっ」と言いながら上半身をゆすりました。
ワタシはびっくりして、「ナニをしているの!一体、どういうつもり!」とどなってしまいました。
息子は笑っています。
(息子は、怒られると笑ってごまかします…)

ワタシは本当にショックでした。
人を傷つけることばです。
こうして文章に書いていても、息子にどう説明すべきだったのか正解がでてきません…

4歳の子どもは知らないことがたくさんあります。
そして、その無知が故に、人を傷つけてしまうことがあります。
親は子どもに、しっかりと教えて行かなければなりません。

そう、心にささった出来事でした。

この経験を紹介してことが、皆さまのお子さんへの声かけに役立ちますように…

 - 子育て中、親がするべきこと・気を付けること

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