幼児期の朝ごはんが大切にする
2015/06/29
幼児期に必要な基本的生活習慣の1つに、「朝ご機嫌に目覚め、朝ごはんをしっかり食べる」があります。
朝ごはんが大切なワケには、次の理由があります。
- 体のリズムを整えるため
- 睡眠によって下がった体温を上げるため
- 脳を活発に働かせるため
まず、1つ目
朝ごはんを食べることで、体全体にエネルギーがいきわたって、すっきり元気に1日のスタートができます。
2つ目
睡眠によって下がった体温が体内に取り入れられたエネルギーにより上昇します。
体温があがると、元気で活発に行動できます!
3つ目
脳を動かすためには「ブドウ糖」が必要です。
ブドウ糖は、体内に大量に備蓄できないため、食べ物から摂取しなければなりません。
朝食は、エネルギーを補給し、脳を活発にすることができます。
また、その他、
- 基礎代謝を高めて、肥満防止・生活習慣病を防止する
- 胃や腸を刺激することで、排便を促す
などもあげられます。
逆に、朝ごはんを食べないとどうなるのでしょうか。
- 午前中は、頭も体もボーとしてしまう
- 昼食を食べることで、ようやく元気が出てきて夜になると活動的に!(←これでは、悪循環)
- 体温が上昇しないため、午前中から眠くなってしまう
- 脳へのエネルギー不足のため、遊びや勉強に集中できない
- 肥満や栄養不足、生活習慣病になりやすい
- イライラしやすい
幼児期にしっかりと朝食を食べる習慣をつけていきましょう。
では、朝ごはんをしっかり食べるにはどうすればよいのでしょうか。
- 早寝早起きを習慣にする
- 朝食を食べる30分前には起床する
- 寝る3時間~4時間前には夕食をすませる
- 夜食を食べない
このような習慣も必要です。
7時に起床し、7時20分くらいに朝食を出すと、子どもはイヤイヤしている場合があります。
やはり、朝食の30分前には起床していることが望ましいでしょう。
夜食については、夜、ぐっすり眠っている子どもには関係ありませんが…
高校生くらいになった子どもにも当てはまりますので、覚えておきましょう。
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