気持ちよくあいさつができる子どもにする
気持ちよく挨拶(あいさつ)ができる子どもは、よい人間関係を築くことができます。
なぜなら、相手の目をみて笑顔であいさつをすれば、あいさつされた相手も同じ気持ちになるからです。
日々のあいさつは、マナーの基本です。
家の中や幼稚園だけでなく、多くの大人や年齢の異なるお友達に接して、マナーの力を伸ばしていきましょう。
朝のあいさつが大切
一日の始まりは朝のあいさつからです。
朝一番に発する言葉はとても大切。
子どもから「お母さん、おはようございます」「お父さん、おはようございます」とあいさつができるように習慣つけましょう。
ここでポイント。
「○○さん」と主語を必ずつけましょう。
主語を付けることで、あいさつをする相手をしっかりと意識することができます。
「○○くん、おはよう」という風に。
また、語尾に「ございます」を付けることで、自分よりも目上の存在という尊敬の念を持つことにつながります。
子どもが親にあいさつをするときは、「お母さん、おはようございます」と語尾にも気を付けてあげましょう。
目をみて笑顔であいさつ
子どもの目をみてあいさつすることで、健康状態だったり、目がうるんでいたら泣いていたかなぁと予測出来たり…
表情や態度から子どものトラブルをみつけることができます。
親がしっかりと子どもの目を見てあいさつすることを心がけましょう。
そして、自然な笑顔もつけます。
親がお手本となることで、子どもも目を見て笑顔であいさつをすることができるようになります。
笑顔を向けられた相手も同じ気持ちになり、よい人間関係を築くことができます。
さようなら=また会える日まで元気でね
年少さんくらいになると、バイバイではなく「さようなら」という習慣をつけましょう。
目上の人へは、あいさつの後にお辞儀ができればなおいいですね。
さようならには、「また会う日まで元気でね」という思いやりの気持ちが込められていることを子どもに伝えます。
そうすることで、自然と「さようなら」というあいさつができるようになります。
「はい」という返事もマナーの基本
お母さま方は、子どもの呼びかけに「はい」と返事をしていますか?
子どもに「はい」という返事を求めるなら、親もきちんと見本を示さなければなりません。
例えば、役場や銀行、病院などで順番に名前や番号を呼ばれたら、きちんんと返事をしていましょう。
親がきちんと「はい」と返事ができていれば、子どもにもマナーの力が身についていきます。
「素直だから、返事ができる」のではなく、
「返事のできる子どもは、素直な心がそなわる」のです。
はっ!となりませんか?
返事のできる子どもは、素直な心が育っていく…
本当に、その通りですね。
あいさつと同じく「はい」という返事も教えていきましょう。
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