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幼児期に頭と性格のいい子の土台を作るコツ

幼児期の子育ての中で大切なことをまとめています

*

思考力、発想力の伸ばし方

   

幼児期に伸ばしたい思考力、発想力とは何でしょうか。

幼児期の成長に合わせて表現すると、
初めて出会う問題に遭遇したとき、自分が経験した知識を使って「あーでもない、こうでもない」と考え抜いて行く力が思考力です。
そして、自分が経験した知識だけでなく、「他にどんな方法があるだろう?」と頭を柔らかくし新しい考えを生み出していく力が発想力です。

まず、出会ったことがない問題に遭遇したとき、

「わかんなーい!」
「できなーい!」
「習ってないからできなーい!」
「やったことがないからできなーい!」

と言ってしまうお子さんでは、思考力や発想力は伸びていきません。
何事にもチャレンジする心や興味を持ち続けることができないと、ダメなのです。

つまり、思考力や発想力とは、問題解決能力といえるのではないでしょうか。

今の小学校では、問題をおこさない良い子より、問題がおこった時に解決できる子を育てようとしています。
極端に言えば、「良い子ちゃん」より「やんちゃな子」なのです。

私たち親が生きてきた時代と、子ども達が生き抜く時代は全く違うのでしょう。
(…実際、私たちの親が生きてきた時代と、私たちが生きてきた時代は全く違いますよね。)
しかし、親としては、子どもをこれからの社会で活躍できる子に育てなければなりません。
子育ての目標は、子どもを自立させることですから。

これからの社会で求めらる、思考力や発想力の土台をしっかりと育てていきましょう。



聞く力を育てる

書く力の土台は、話す力です。
そして、その話す力の土台は、聞く力です。
小学生になり「人の話を聞けない」児童の傾向として

  • だらだら作文(何も考えずダラダラと書いている作文)を書く
  • 気がつかずに何度も同じことを話す

があります。
これは、道筋をたてて考えることができないのが原因です。
「聞くこと」がきちんとできると、話している相手の反応を見ながら言葉を選ぶなど、自分で考える余裕がうまれます。
大人でも同じですね。
そして、その結果、自然に道筋を縦て話すことができます。
「書く力」「話す力」を伸ばすには、まず、「聞く力」が土台になります。
そして、これらは、「考える力」につながっていくのです。

4歳くらいまでは、勝手なおしゃべりが中心です。
人の話に耳を傾けるまでは、もう少し時間がかかりますが、5歳くらいになると人の話を聞こうとするようになります。
それでも、まだまだ上手には聞けないでしょう。
できるかぎり、お子さんが集中して聞ける環境を作ってあげましょう。

同じことを「 繰り返し」興味を持たせる

お子さんは同じ絵本を何度も読んで!と言いませんか?
読む側としては、少しイヤだな…と思うかもしれません。
しかし、この繰り返すという行為は、幼児期の子どもにとってとても大切です。

それは、「興味を育てる」ということ。

「興味」は生きていくうえで「意欲的」になります。
遊びでも勉強でも、「意欲的な子」が成長していきます。

例えば、
赤ちゃんの頃から絵本を読み聞かせていると、成長するにつれ、絵本に興味を持ち始めます。
そのうち、お話を覚え、字が読めないのに、暗記した絵本をスラスラと読み始めます。
徐々に絵や文字に興味を持ち、自分で読みたい!という意欲が出てきたからです。
そして、文字を覚えると、とうとう、ゆっくりとしたスピードですが、一文字ひともじ丁寧に自分で読むようになります。

すごいですね。
子育てって、本当にすごいのです!

毎日の子育ての中で、「もう1回!」とお子さんにおねだりされた場合、いいよーと言ってあげましょう。
「繰り返す」ことで子ども達は、絵本の例だけでなく、いろいろな事に興味をもつでしょう。

集中力を育てる

集中力は、大人でもなかなか難しいですね。
そして、そんなに長い時間は続きません。

この時期、集中力を育てるには、興味を持って遊ぶことです。
好きそうに遊んでいる時は邪魔をせずに見守りましょう。

飽きたかな?と思ったら、少し手助けをしてあげます。
例えば、積み木を並べて遊んでいたら、今度は、両手で持ってカスタネットのように音をならします。
「音が出るねー」と声かけをしてみると、子どもは再び興味を持ち始めます。

集中力は、よく、年齢プラス1分と言われます。
本当に短いですね 笑

逆に、それ以上に集中していたら、シメタモノです。

また、月齢があがってくると、こういった工夫を自分で考えだします。
積み木は、楽器だけでなく電車や果物などいろいろなモノに変わっていくのです。

子どもは遊びの天才です。
集中力を育てるためにも、どんどん興味を持って遊ばせましょう。

きちんと会話する

家庭での会話を大切にします。

例えば、
「お母さん、おちゃ」
と言われたら、
「お母さんは、おちゃではないですよ!」
と答えましょう。

また、お子さんの会話の中で分かりづらいところがあったら、
「わからないわ。誰がだれに言ったの?」
など、詳しく説明してもらいます。

家庭での会話で、語彙を増やし、感情の表現をさせるのもいいですね。
「その時、あなたはどう思ったの?」
「○○ちゃんの気持ちは、どんなだったろうね。」

会話の中で、お子さんにしっかりと考えさせます。
筋道を立てて考えて話す。
大切です。

会話に遊びを取り入れるのいいですね。

「マジカルバナナ」ご存じでしょうか?
年齢がわかってしまいそうですが 笑

この遊びも、考える力を育みます。

例えば、

「お母さんと言ったら」

  • やさしい
  • 大好き
  • お父さん

どれでも正解です。
マジカルバナナのルールは、関連するものです。
リズムに合わせてしっかりと考える。

ぜひ、やってみてください。

手を動かす

幼児期は、手を動かすことが大切です。
考えることと逆なのでは?と思ってしまいますが、実際に手を動かしてやってみるがいいのです。
例えば、ブロック。
小学校にあがると、積み重なった立方体の図を見て、積み木をいくつ使っているかを答えさせる問題が出ます。
これは、私立の中学受験でよく出る問題です。
頭の中で考えて答えを出すのですが、なかなか難しいですね。

しかし、幼児期に積み木遊びをしていた子は、イメージがつきやすく、サクサクと解いて行きます。
これは、頭の中で考える前に、実際に手を動かし体験しているからです。

最初に書きましたが、思考力とは、自分が経験した知識を使って「あーでもない、こうでもない」と考え抜いて行く力です。

机上での学習では、この、実体験の知識と比べると経験したとは言えないのでしょう。

最近では、ブロックを使って、楽しい図形パズルやゲームを体験させる教室も出てきました。

興味のある方は、無料体験に行ってみてもいいですね。

お子さんが学ぶだけでなく、子育てのヒントになるかもしれません。

パズル×ロボット×プログラミング教室
3つとも学習できるのは自考力キッズだけ!↓↓

 - 家での遊ばせ方、勉強の仕方, 5歳ー6歳児(年長)の就学前に伸ばしたいこと(遊び、勉強)

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