物日を教える
2018/04/24
物日(モノビと読みます)とは、辞書をひくと「祝い事や祭りなどが行われる日。」とあります。
現代風にいうと、季節行事でしょうか。
例えば、
- クリスマス
- ハロウィン
- お正月
- 成人式
- 敬老の日
- 秋のお彼岸、春のお彼岸
- 中秋の名月
- お正月
- 七五三
- お盆
- 節分
- 桃の節句
- 端午の節句
こんな感じです。
そして、その行事一つひとつに意味がありますよね。
これらを季節を感じながら子どもと過ごしていくことはとても大切です。
1年間を通して季節を知ることができますね。
また、満月がどうして現れるのか、理科的なお勉強をすることができます。
鬼のお面を作ったりして、工作を楽しむことができます。
いろいろ工夫できますので、是非!お子さまに教えていってください。
節分を子どもに教える
節分は、「季節を分ける」ことを意味し、本来は立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいいます。
現在は、節分といえば、立春の前日をさすようになりました。
立春を新年と考えれば、節分は大晦日。特別な意味を持つようになったと思われます。
節分は大晦日にあたることから、節分の日に邪気とか厄を払うために豆をまくようになりました。(いろいろ中略です 笑)
子どもには、年齢に合わせて説明していきましょう。
2歳なら、
鬼はそとー♪福はうちー♪とうたって踊って豆を食べるだけでOK 笑
3歳なら、
一緒に鬼の面を作りましょう。
4歳なら、
節分が過ぎると暦上は春がやってくるんだねー。
もうすぐ春だねー、と季節感を出してみます。
5歳なら、
一緒に鬼を作りましょう。
鬼を払うために豆をまくのですが、鬼にもいろいろあるようです。
実は心の中にも鬼がいます…
例えば、
- おこりんぼう鬼
- イヤイヤ鬼
- すぐに泣いちゃう鬼
なるほど。
5歳ぐらいになると、十分に意味を理解できます。
心の鬼を書かせてみてはいかがでしょうか?
ママが指摘しては、子どもの心が上手く出てきません。
まずは、ママが
「ママはねぇ、おこりんぼう鬼を退治する!」などと言い、子どもが笑顔で、そして、自分を見つめれる機会をつくってあげましょう。
こんな感じです。
5歳1カ月の子どもの絵♪
グズグズ鬼ー
こわがり鬼ー
暗いところが怖いので、黒で書きました 笑
やりたくない鬼ー
手がたくさんある理由を聞いたのですが…忘れました。
やりたくないー鬼
この鬼はお手玉を投げつけることでニコニコ鬼に変身します!
ちょこっと工作しました(○テレ参照♪)
子どもは、心の鬼がどういうものかを理解できていますね。
その中でも、絵を書いたり、笑いがあったりして楽しく節分を学ぶことができます。
心の鬼を退治するぞーが完成しました♪
ちなみに…
今の子どもは鬼が大っ嫌いと聞きます。
鬼のアプリというのがあって、悪いことをすると鬼から電話がかかってくるとかこないとか…
ところが、我が家の子どもにとって、鬼は「豆ポーイッ」でやっつけることができる弱っちいもの。
どちらが正解なのか?!と思います 笑
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