4歳ー5歳児に文字や数字の書かせ方
2016/06/08
4歳にもなると、文字や数字に興味を持ち始めます。
そして、外を歩いていると、いろいろな看板が目に入ってきます。
子どもたちは、「アレはなんて読むの?」と興味津々。
その文字を読むことができるようになると、次はその文字が表している「意味」を聞いてきます。
看板一つで、幼児期の子どもの脳はどんどん刺激されていきます。
その文字が読むことができるようになると、4歳児の頭では消化しきれないほどの情報が入ってくるのです。
幼稚園の行き帰り、お子さんが「アレはなんて読むの?」と聞いてきたら、丁寧に答えてあげてください。
次に、子どもたちは文字を書きたくなってきます。
市販のワークブックでもいいのですが、ほんの少し、レベルをあげていくことが子どもの集中力を高めます。
我が家では、虫食いにした歌を完成させたり、順序立てた数を書かせたりして、クイズ形式で教えています。
いくつか紹介していきます。
好きな歌を虫食いで書かせる
なぜか、この時期に大好きだった「ふじ」の歌。
ご存じでしょうか?
あーたま を くもの うえに だきー♪
というやつです 笑
その歌を虫食いにして、子どもの心をつかみますっ♪
■虫食いの「ふじさんのうた」
○に1文字入れるというルールを理解しているようで、いい加減にアレンジしているのがわかります 笑
でも、これでいいのです。
なんでも楽しんで集中していることが大切です。
拡大してみると…
「あたまを」の「を」が「お」になっていますね。
あと、
「かみなり」が「たみなりさまあ」になっています。
どうやら、子どもにとって、ワンフレーズ全て書かないと気持ち悪いのでしょう 笑
あと、「かみなり」の「か」が「た」の発音になっています。
これは、うちの子の特長でもあります。
4歳では、まだまだ赤ちゃん言葉が残っているようです。(後に、構音障害だと判明しました。詳細は4歳児の構音障害をご参考ください)
さらに、
「ふじ」の「ふ」が左右反対になっています。
こういうところは、反対だよーって指摘しています。
絵をかいて、文字を書かせる
次に、これはなに?と絵を書いて文字を書かせています。
一番、娘は、「やま」と書きました。
やまの「や」がとてもきれいにかけたと思います。
左右反対、さらにバランスが難し「や」。
よくできました!
ただ、出題者は本来は、「バラン」と書いてほしかったようです。
うちの人、びみょうーな問題を作りますね…
順序よく数字を書かせる
そして、数字。
「1」ずつ増えていったり、減っていったりしています。
最後の「24」が「42」になりました。
惜しいです!
でも、数を発音しながら書いているので、脳にはいい刺激です。
少し難しい?と思われるかもしれませんが、子どもにとってはほんの少し難しいがちょうどいいのです。
是非、やってみてください。
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