形の分解・合成の教え方
形の分解・合成とは、「四角は、三角形二つでできている」「三角形を二つ合わせると四角になる」などのことです。
いろいろな形の分解と合成は、「気づくこと」がポイントです。
どれだけ瞬時にヒラメクかです。
例えば、
四角い形をパッと見て、「三角2つでできているね!」
この部分は、「三角と四角を合わせて作ろう」など。
形の分解と合成について、まずは、形合わせを楽しむことをさせましょう。
楽しんで学ぶことで、自然と三角形、四角形、長四角形、円(丸)、半円(半丸)などの形にも慣れていきます。
★おことわり★
この記事は、通っていた幼児教室の「教材」や「使用の手引き」を紹介しながらまとめました!
また、幼児教室の先生がおっしゃった言葉で「なるほど」と感じた内容も紹介しました。
ご参考にしていただけるとうれしいです…
形を合わせる
このような教材を使いました。
幼稚園クラスの最上級クラス。
2歳の時に使っていた形合わせと比べるとかなり複雑になりました。
そして、初めて「円、半円」が出てきました。
円の弧を使うことで、図形の幅が広がってきますね。
遊び方は簡単です。
台紙に合わせて丸や三角のマグネットを置いていきます。
マグネットを組みあわて、台紙の絵を完成させます。
複雑なので、とっても難しく、根気のいる作業ですが、5歳ー6歳になると集中力がついてきていますから、イヤイヤせずに作業は進んでいきました。
こういう作業からも子どもの成長が見られます。
この形合わせで大切なことは、
- 何の形に分解できるか?
- 何の形でできているか?
を知ることです。
上の台紙の端っこのところ。
これは、本当に苦労します。
コツは、三角の部分をまっすぐに仕上げることです。
左の赤い三角の置き方では×。青い三角の置き方が○。
なるほど。
まずは、どれだけ試行錯誤して仕上げるかですね。
少し、話はソレマスガ…
今回の授業でとっても上手なお友だちがいました。
本当に上手で、よく気づくね?という感じで進めて行きます。
話を聞くと、パズル教室に通っているとのこと。
初めて聞くパズル教室!
ちょっとポチッと検索してみると…パズル道場!なんて呼ばれているようです。
どうやら、図形に強くなるぞ!というお教室なのでしょう。
(多分…違うでしょうが 笑 すいません、ちゃんと調べてみてくださいね!)
きちんと調べていないでこのお教室の感想を述べるのもなっんなすが…夏休みや冬休みなどの長期休暇の時、に体験教室で子どもを入れてみようかなと思いました。
ちょっと変わったお教室もいいですよねー。
話を戻して…
この形合わせのパズルで「形の分解・合成」を学んだあと、マグネットを使って自分の好きな形を作らせます。
形を組み合わせ、違う形を作る!という作業を通して、図形の知識を増やしていくでしょう。
幼児期の学習は、この形あわせパズルのように楽しみながら集中する!というのが大切です。
子どもが嫌がったら、無理にすすめず、時間を置いてまたスタートさせましょう。
パズル×ロボット×プログラミング教室
3つとも学習できるのは自考力キッズだけ!↓↓

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