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幼児期に頭と性格のいい子の土台を作るコツ

幼児期の子育ての中で大切なことをまとめています

*

空間認識力の育み方

      2020/01/29

「空間認識力」の空間とは、方向や位置のことを言います。
幼児期の空間認識の理解には、順序があります。
具体的には、

  1. 内と外
  2. 前と後ろ
  3. 上と下
  4. 左と右
  5. 遠いと近い
  6. 東西南北

最後の東西南北は難しいのでは?と思われるかもしれませんが、日常の中で体験するだけでOKです。
夕日を見て、
「太陽が西に沈んでいくねー」
月を見て、
「月が東から見えてきたねー」

太陽は、東からでて西に沈み、そして、月が昇ってくる…
北と南は天気予報の日本地図で取り入れてもいいですね。
北は北海道、南は沖縄。
毎日出てくるキーワードです。

まずは、親子の会話で東西南北が出てくればいいのです。
日常に空間を表す言葉を取り入れて、子どもにイメージをさせていきましょう。

例えば、

  • 電車の窓から遠くを見て、「山が遠くにあるねー」と声かけをする
  • 低いところから高いところを見上げる(上下をイメージ)
  • 池や湖などの水面をのぞく(水の中をイメージ)
  • 絵を描く(空間を意識して)


空間認識力がつくと、地図が理解できるようになります。
平面の地図から空間を意識できるのです。

まずは、順序どおりに空間をイメージさせていきましょう。

左右

年長にあがり、5歳ー6歳児の幼児は、自分の身体の右、左がわかるようになります。
日常の会話で
「左側に寄るよー」「右手で持ってー」など、左右を意識させましょう。

しかし、自分と向かいあった人の左右はよく間違えます。
いわゆる鏡文字や鏡絵のイメージです。
対面者の右、左がわかるにはもう少し時間がかかります。
小学校1年生でも、理解できるのは40%くらいといわれていますので、無理に教え込ますに、生活の中で経験させていきましょう。

平面と立体

平面図形は、5歳になるとほぼ理解できます。
次のステップとして、図形の名称と形が一致できるように教えましょう。
折り紙を折りながら「長四角ができたね」と声かけをします。
正方形と長四角(長方形)の違い確認します。

立体図形は「積み木遊び」「ブロック遊び」、「どんぐりを集める」、「お手伝いやままごと遊び」などでたくさん体験できます。
平面図形とは異なり、球や直方体、円柱などの呼び名は、まだ知らなくてもかまいません。
「同じ形はどれかな」など、形の違いがわかるような問いかけでOKです。

図形の書き方を教える

幼児期で、きちんと書き方を教えたい図形は4つです。

  • 円(丸と教えても構いません)
  • 正三角形(三角でも構いません)
  • 正方形(四角でも構いません)
  • 長四角(長四角でも構いません)

です。
この時期では、しっかりと書き方を教えます。

円の書き方は、下の中心部からくるっと時計回りで書きます。
四角の書き方は、一筆では書きません。
※三角は、一筆っぽい書き方ですが、きちんと角を意識して筆を止めさせます。

図形を描く

上の図の筆順をご確認ください。
もし、誤っている書き方をしている場合、きちんと直してあげましょう。
書き順や書き方を変えることで、きれいな図形が描けます。

また、バッテンもきちんと教えます。
書き方があるの?と思われたかもしれませんが、プラスのように、横、縦ではだめです。
そして、いい加減に「ばんばん!」ではだめです 笑

きちんとナナメに線を引き、最後はとめることを教えます。

上手に描けるようになったら、コンパスを使って円を描く、定規を使って線を描くのもいいですね。
図形に興味を広げると同時に、手の器用さを高めいきます。

コンパスは危ない?と思わずにお道具箱に用意してあげましょう。
パズル×ロボット×プログラミング教室
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 - 5歳ー6歳児(年長)の就学前に伸ばしたいこと(遊び、勉強)

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